7月25日 新刊情報
特集 わずか50行でつなぐ!マイコンとネットワーク
Interface編集部 編 A4変型判 定価980円
内容予告
ネットワーク対応プログラムを作成するとき,多くの場合,API(関数呼び出し方式)としてUNIXで使われるsocket APIを用います.アプリケーション・プログラムはsocketを使い,実際にネットワーク通信を行うライブラリであるTCP/IPプロトコル・スタックを呼び出します.UNIX系アプリケーションであればほぼすべてがsocketを用いています.
しかし,組み込み系ではメモリの制約やCPUパワーの節約のため,socketが使えないことが多く.そのため,socketとは非互換の独自APIが多く,使い方の説明の解説も少ないのが現状です.そこで,socketについて解説し,独自APIについて重点的に解説します.
さらに,TCP/IPの実例として,TCP/IPプロトコル・スタックを独自に実装し,その動作と内部構造を見ていきます.また,その自作TCP/IPスタックを用いて,tftpを使ったブート・ローダでオリジナルOSを動作させてみます.